一恵と禰豆子のその日暮らしのブログ

愛猫と引きこもりの生活、山あり谷あり時々沼あり😊悲喜こもごもの毎日をブログへのせて。。

また。。。です

今朝長男が自分で救急車を呼びました。
昨日の手術後、患部からの出血が止まらず焦ったようです。



昨日は午後からずっと部屋から出てきませんでした。
夕食時携帯に
『夕食は部屋の前に置いて入ってこないで、あとジーパンが汚れたから洗ってくれない?』と言ってきました。
私は主人に気づかれないよう2階へ食事を運びました。
そして部屋をノックして、長男からジーパンを受け取りました。
主人にバレやしないかと冷や冷やしながら、
やり取りをしていました。


朝いきなり長男が起きてきて、
『もう限界!血が止まらんから救急車呼んだ』と叫びました。
その顔面は蒼白です。
その様子に主人はきょとんとしていたので、
長男が手短に説明をしました。


『俺は仕事で行けないから、お前ついていってくれ』と主人に言われ、
私は急いで支度をしました。
その時長男の部屋には、血の付いたティシュが散乱していました。
私は主人に見られてはいけないと思い、
急いで捨てようとしましたが間に合わず、救急車の音が。。。
部屋の隅にそれを追いやり、
『おい、支度できたか?』と覗いた主人に、
『うるさい!向こう行ってて!』と叫んでしまいました。


私は救急隊員に肩を持たれ、車内に乗り込みました。

救急車の中で長男の病歴を聞かれ、
7歳の時扁桃腺の手術後、出血が止まらなかった事を伝えました。
病院に着きすぐ職員の方が、私に車椅子を持って来てくれました。

専門医はいませんでしたが、
緊急性がないか診てもらいました。
待合室で待っていると、看護婦さんが来て私を見るなり
『え?お母さん車椅子なの?』と驚きました。
『私障害者なんです』そう答えると、
少し顔を歪めて『今から血液検査の結果が出るまで1時間ほど点滴を打ちますから、
それまでお待ちください』と言われました。


私は障害者である悲しさと同時に、
『このイレギュラーに何も体が動かない』という苛立ちを感じました。


待っている間に主人が待合室に来ました。
私はビックリして『あれ?休んだの?』と聞いたら、
『いや、まだ時間があるから、ところでお前は手術のこと知っていたのか?』
と主人に言われ、
『まぁ知っていたよ、それにしても我が家は月いちで救急車を呼ぶね、来月は私かな?』
と茶化した私。
『いや、俺かもしれん』と主人。。。
何?この負の連鎖
時間がないので、このあとすぐ主人は会社へ直行。。。


ふと手を見ると長男の携帯があり、
『どこの美容クリニックで手術をしたの?文句言ってやる!』と思い開いて見ました。
すると思ったより少ない友人関係と、
仲が良かった三男に、昨夜LINEして既読無視されていたことに、
やりきれない気持ちになりました。
多分長男は一晩中、
痛さと不安で眠れなかっただろうに。。。
私はその辛さがわからないし、
きっと誰かに聞いて欲しかったんだよな。。。


自分勝手に周りの人のことを考えず振り回してきたから、
誰にも相手にされなくなったのかな。。。
次男の携番は元より長男は知らないから、
すごく孤独な人なのかもしれない。。。


殺風景な病院の壁を見ながら、
いろいろと思いを巡らせ、
私は気力が奪われていきました。

そして血液検査の結果が出ました。
『血が止まらないと言われる要素(赤い丸部分)に問題はありません、動脈を切っている訳ではないので出血量としては多くないのかな、あとは手術したところで受診してください』と説明を受けました。


長い長い一日でした。
一個人の意見ですが、
総合病院で術前の検査をして術後も診てもらっていれば、
こんな事にならなかったと思います。
デリケートな悩みで誰にも知られず、
手軽に処置できると思い、
間違えた選択をしてしまいました。


しばらくは長男のメンタルを、
気を付けて見ていきたいと思います。