私の身体の病気、
亜急性連合性脊髄変性症という病気の診察項目に、滑舌も診られます。
私は50代になると同時に、奥歯が無くなり部分入れ歯になりました。
その入れ歯があまり私の口に合わず、滑舌がもともと悪いのです。
2年前までは、出かける時は部分入れ歯をつけていました。
でも無職になり引きこもりの生活が、
長引くと部分入れ歯を普段はつけることがなくなりました。
入れ歯の人はわかると思いますが、
自分の歯が横に広がり、今まで入った入れ歯が入らなくなります。
たまに通院の時に無理やり入れたら、
激痛がして装着不可能になりました。
今はもう1年くらいは、入れ歯はつけていません。
すると自分の歯がますます横に広がり、
前歯がすきっ歯になり、奥歯がないので喋る時に息が抜けて、
滑舌が更に悪くなりました。
家族でも、私の言葉を2～3回聞き返されます。
情けないのですが、歯医者に行く気力がなく、
喋ること、食べることが不便極まりないです。
以前はあまりの歯の悪さに、
医者や看護婦に見られるのが恥ずかしいから歯医者に行けませんでした。
今は歯医者に行く手段がない、今のままでも前歯だけで食べれるものを食べていれば、
生活に支障がない、人になんて見られようが逆に何も気にしなくなった、
そんなことを思いながら醜い年寄になっていくんだと思いました。
年をとるってただでさえ、醜く劣化していくのに、
それをもはや容認している自分がいます。

今最悪なのは、残っている歯が知覚過敏になり、
歯磨きの度出血が酷くなる一方です。
実母は、義歯が一本だけであとは全部自分の歯なのに、
娘の方がほぼ義歯の状態です。
本当に情けないお話で、尚恥ずかしいですね。
歯は早め早めの治療と定期検診を、お勧めします。
うつ病と嚙み合わせが悪いので、
自分でも知能の低下を自覚します。
本を読むことも億劫で読解力が劣り、計算力もかなり人より劣っていると思います。
歯茎が化膿して、それが原因で死亡した人もいると聞きました。
それは、脳に近いので特に首から上の病気には、
細心の注意をした方が良いということです。

年を上手にとるというのは、自分へのメンテナンスをマメにすることが、
一番大切ですね。

昨日は日が良いので、姪に結婚のご祝儀を主人が渡しに行きました。
行った時、姪は仕事で不在だったようです。
夜になり姪が改めて、主人にお礼を言いに来ました。
玄関先で姪の話声を聞きながら、
（幸せそうでいいなぁ～）と羨ましいやら妬ましいやら・・・。
私ってつくづく小さい情けない惨めな老人になったものだと、
自己嫌悪の塊になりました。
これからはもっと人の幸せを、
素直に祝福できる素敵なおばあちゃんになりたいです。

皆さまにとって良い一日でありますように🙇‍♀️