以前は、部屋のドアは禰豆子さん脱走防止の為、締め切っていました。
でも、あまりに外に行きたがるので、徐々に開放して今は全開放です。
そのお陰で、私がトイレに行くだけで鳴きわめく事はなくなりました😹
その代わり、長男が私の行くとこについてきます。
ひと月前引越してきたばかりの時、長男は初めて思いの丈を打ち明けてきました。
それは主人が帰ってくるまでの間、4～5時間にわたる長い話になりました。
『あんたら大人4人のせいで俺たち3人兄弟は人生を狂わされた』と言うものです。
『じゃあもし私が専業主婦だったら違った？』と聞いたら『違っただろうな随分マシだったと思うよ』という返事でした。

昨日も、私のピンクの掛け布団を持ってきて、気がつくと傍で寝ていました。
37歳のいいおっさんの滑稽な姿ですが、3歳児にも見えました。
息子というと、実兄しか想像できなかったので意外な姿です。
多分、母親の無償の愛情が欲しかったんだな‥・・と思います。
以前と変わったのは、長男は私にお礼を言うようになりました。
当たり前のことですが、そんな簡単な意思の疎通ができない間柄でした。
37年の溝を埋めるのは、容易な事ではありません。
でも、できる事から少しずつやろうと思います。
でないと一生後悔しそうだから。

今まで歴代4匹の犬を、飼った経験がありますが、私はあまり興味を示しませんでした。
家族には、いつも暗く無表情で不機嫌なイメージがあるのだと思います。
だから、今禰豆子さんを、可愛がる姿が意外だと長男は言います。
そんな私の一面が、不思議でもありホッとする部分でもあったのではないでしょうか。

昨日のお夕飯です🍚アジの開き、あさりの味噌汁、ジャーマンポテト、しらす、ほうれん草の胡麻和え～♪

母親がパンを二つに割って、子どもたちに与ると、その子たちはむさぼるように食べた。
「自分の分を取っておかないなんて。」 軍曹は、驚いた。
「おなかが空いていないのでしょう。」と兵士は言った。
「いや、母親だからだよ。」と軍曹が答えた。

ヴィクトル・ユーゴー

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