一恵と禰豆子のその日暮らしのブログ

愛猫と引きこもりの生活、山あり谷あり時々沼あり😊悲喜こもごもの毎日をブログへのせて。。

思いを知る

昨日は朝から、長男が来ていました。
『アパートに帰っても眠れそうになかったから』そう言っていました。
朝食を食べて、その後眠っていたのですが、3時間ほどしてリビングにきました。
『やっぱり眠れんわぁ~』『ユーウツユーウツだわぁ~』後は小さな声でブツブツ言っていました。私は(聞いている方がしんどいわぁ~)そう思い聞こえないフリをしていました。禰豆子と遊びながら、気を逸らしていたら『あんた元気で言いねぇ~』と長男が言いました。(そう見えるか?何を私に望んでいるのだろう?私は神でも医者でもない、救う事などできないのだ)そう心の中でつぶやいた。
でも私なりに考えました。自分が助けてもらいたい時、何をしてもらいたかったのか。
ただ黙って聞いてくれるだけ、独りではないと思えるだけで良かった。
そう思ったら、少し気持ちを楽にしようと思えました。
挫折のない人間など、どこにもいないのだ。
それでも、乗り越えられるのは自分でしかない、そう最後の最後は自分なんだよ。
私にできる事は、ここで帰ってこれる場所を作ってあげるしかできないと。


私が我を失って実母に縋るように電話した時がありました。
実母は明らかに私の異変に気づいたのでしょう。
『困ったやぁ~私じゃどうしようもできないから、じゃあね』そう言って電話を切りました。あの時の虚無感を、今でも忘れません。
先日実母から電話がきた時、まるで悩みの一つもなくのほほんと暮らしている事だけ話しました。もう年老いた実母に心配かけられないし、また独りとり残されるよな気持ちにはなりたくなかったから。

5月からは、長男との毎日が始まります。
今は禰豆子さんに癒されて、私は穏やかになれました。
そんな無欲でかけがえのない大切な存在になれたならと思えます🤞
どうにも乗り越えられない障害にぶつかった時は、頑固さほど役に立たないものはない(ボーヴォワール)
お立ち寄り頂きましてありがとうございます🙏